関川畳商店によせられるよくある質問を掲載します。
出荷時に検査を受ける畳は、本来は清潔な敷物。ただし自然の作物なので、気温25度以上、湿度60%以上でカビが発生し、カビを食べるダニ、そのダニを食べるダニも寄ってきます。除湿して空気の循環を良くし、カビの発生を防ぐことが先決です。
昔の住宅は基礎が低いため湿気が多く、畳の虫干しが必要でしたが、基礎が高い今の住宅なら必要ありません。また表替えは5年以内であれば、裏返しても強度が持つはず。痛む前、もったいないぐらいの時点で返すのが、畳表を長く使うコツです。
はい、本当です。い草(燈芯草)には燈芯があります。これは炭と同じ構造で、浄化・脱臭効果があります。特に新しいい草を使用した畳は、この機能が高く(5年くらいまで)、湿度を吸ったり放出したりして、室内の湿度も調整してくれます。
畳のへこみ跡を消すには、熱湯に浸けてきつく絞った雑巾を跡の上に乗せます。この上からアイロンをかけて畳に上記を移して膨らませます。仕上げにドライヤーの温風をあて、水分を乾かせばOKです。